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そういえば、どうして? (深海:解決編) [なんだろう?]

みなさんこんにちは[晴れ]
実験大好きてんちゃんです。


朝方の気温も低くなり、いよいよ冬になりつつありますね。
風邪を引かないように注意が必要です。


今日の当館の様子は、

PHTre0000.jpg

落ち着いた雰囲気を見せております。
じっくりコンテンツを楽しむのにうってつけです。



はい、今日は前回の
「あれ[exclamation&question]深海生物ってそういえば、なんで水圧でつぶれないんでしょうか?」
のつづき(理由)をお話したいと思います。

前回のてんちゃんの記事はこちら
https://sonyexplorascience.blog.so-net.ne.jp/2018-11-08


PHTre0003.jpg


前回お話したように、


深海1000mでは、1平方センチメートル(だいたい子どもの小指の爪の大きさくらいかな)あたり約100キログラムもの圧力がかかります。

すごい強さでつぶされます。



では、どうして深海生物は水圧でつぶされてしまわないのか…

一番最初に頭に思い浮かぶのは、「体がすごくかたいから」という理由ではないでしょうか?


確かに、かたい甲羅などに覆われた深海生物もいるようです。

PHTre0002.jpg

しかし、全ての深海生物がかたいわけでもなさようです。

PHTre0001.jpg




実は、気体(空気など)と液体(水や油など)[たらーっ(汗)]との性質の違いが関係しています。


気体と液体の違い

【気体】
圧力をかけていくと小さくなっていく(体積が小さくなる)。
→ つぶされる

【液体】
圧力がかかっても大きさがあまり変わらない(体積の変化があまりない)。
→ つぶされにくい

PHTre0004.jpg




わたしたちの体の中には、肺をはじめとしてたくさんの空気が含まれています。
そのため、深海では水圧で空気が押し縮められてつぶされてしまうのです。

中が空洞で空気の入っている金属バットでもペチャンコになってしまいます[パンチ]


しかし、深海生物の体の中には空気がほとんどんなく、油などで体を満たしています。
そのため、高い水圧にも耐え、押しつぶされずに生きていくことができるのです[グッド(上向き矢印)]



深海も興味深いですね。まだまだ水圧に耐える体のしくみがありそうです。
詳しく調べてみるのもいいですね。




深海のことを考えていたら、またいろいろな疑問が生まれてきてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

「深海の水もしょっぱいの?」「深海の水は冷たい?」「深海生物ってなんであんなへんてこりんな形をしているの?」…



てんちゃんでした。


2018-11-22 14:57  nice!(0)  コメント(0) 
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