SSブログ

ノーベル:パート① [ためになる]

みなさん、こんにちは。
実験大好きてんちゃんです。


10月1日、2日、3日と今年のノーベル賞の受賞者が発表されたのをみなさんはご存知でしょうか?
今年は京都大学特別教授の本庶佑先生がノーベル医学生理学賞を受賞されました。


ということで、私の記事では今回から3回に分けて
①ノーベル医学生理学賞(10月1日発表)
②ノーベル物理学賞(10月2日発表)
③ノーベル化学賞(10月3日発表)
の内容を簡単に当館のコンテンツの仲間たちと協力しながら紹介していきたいと思っています。


今日は、本庶佑先生が受賞されたノーベル医学生理学賞の内容からはじめていきましょう[グッド(上向き矢印)]

私たちの体の中には、敵(がん細胞やウイルス)から身を守ってくれる免疫細胞(めんえきさいぼう)という強い味方がいます。

PHTre0001.jpg

「免疫細胞が体内の敵を退治してくれるんですね。」


〇 プロフィール

免疫細胞
PHTre0000.jpg
【特徴】
・がん細胞やウイルスを退治してくれる
・たまに暴走して健康な細胞を攻撃してしまうことも


がん細胞
PHTre0002.jpgPHTre0004.jpg
【特徴】
・健康な体を壊しながらどんどん増えていく
・健康な細胞を装い免疫細胞を欺くことも


プロフィールの特徴にもあるように、免疫細胞はたまに暴走して健康な細胞まで攻撃してしまうこともあります。

「一度興奮したら、まわりが見えなくなるタイプですね。」


そのため、体の中にはこの暴走を抑えるシステムが備わっており、これに役立っている小さい粒たち(分子)が存在します。

PHTre0003.jpg

「暴走を抑えないと、見方が巻き添えになっちゃうからね。」


この免疫の暴走を抑える小さな粒たち(分子)を見つけたのが今回受賞されたジェームズ・アリソン先生と本庶佑先生なんです。

「パチパチパチ」


しかし、がん細胞はこの暴走を抑えるシステム(本庶佑先生が発見した分子の作用)を悪用し、健康な細胞を装って免疫細胞を欺き攻撃から逃れようとします。

「たちが悪いですね。」


この欺きに惑わされず、がん細胞を攻撃するために免疫細胞を活発に働かせることはできないかと先生は考えたわけなんです。

「この考えが免疫細胞を活発にさせる薬の開発につながったんですね。」

「パチパチパチ」



※ 当館のコンテンツと免疫は関連していません。あくまでイメージです。



はい、ノーベル医学生理学賞のすばらしさをお伝えできたでしょうか?

「がん治療に大きく貢献した発見だったんですね。」



次回は、ノーベル物理学賞です。お楽しみに[晴れ]
てんちゃんでした。


2018-10-04 16:19  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

  ※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
 
ハロウィン…♪ど~こだ! ブログトップ

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。